絵てがみの描き方【メロン】

絵手紙メロンの描き方 水彩絵てがみの描き方

「西瓜も高いけど、メロンもね」

自分では絶対に買うことはないであろうメロン。頂いたら、お礼に描かねばなのです。
しかし、何だろこの網目模様。難しそう!と思われるかもですが、そんなことありません。
パッパッとやっつけちゃいましょう。

1.難しそうですが、意外と簡単

紙は今回は「ヴィフアール水彩紙」を使いました。中目で紙表面の凹凸は、あまりありませんので描きやすいと思います。但し、表面が弱いのでマスキングテープ、マスケットインク使用には向いていません。
先ずは、下描きです。HBぐらいの鉛筆で軽く描いていきましょう。大胆にハガキからはみ出すように描きましょう。

2.塗っていきますよ!

下描きができたら、黄色(レモンイエロー)を薄めに溶いて下塗りをしましょう。何故、下塗りするのかと言えば、重ね塗りで色に深みを与えるためです。どうして黄色?かと言えば、メロンの果肉が黄色いからというのもありますね。
下塗りが乾いたら、メロンの網目模様の下の色(青+黄)を塗りましょう。絵の具でいえば、セルリアンブルー+レモンイエローかカドミウムイエローです。
塗りやすいように紙の向きを変えながら塗っていってください。
メロン全体が塗れたら、陰の部分に濃いめのブルー(ウルトラマリンブルー)をたらし込んでいきましょう。先に塗ったグリーンっぽい色が乾かないうちに絵の具を流し込むのがコツです。
ここで、ちょっと形がおかしいことに気づきました。このままでも良いのですが、簡単に直りそうなので修正しましょう。

3.水彩画の修正方法

絵の下に大きめの要らない紙を敷きます。メロンの下側を描いてみます。やっぱり!
メロンの右側が、膨らみ過ぎてたんですね。
水で濡らした筆で余分な部分を擦ってティッシュで取ります。
手抜きせずに最初から下に紙を置いて下描きすれば良かったのにといつも後悔します。とはいえ、面倒くさいですからね。これぐらい描けるだろうという思い込みがいかん!と反省しきりです。
修正が完了したら、よく乾かした後、練ゴムか消しゴムで余分な鉛筆の下描きを消しておきます。

4.網目模様に挑戦!

さて、みんなが嫌がるであろう網目に取り掛かるとしましょう。白色絵の具の出番です。白色は不透明色なので普段あまり使わないのですが、ここでは活躍して頂くこととしましょう。
絵の具皿に白色と黄土色(イエローオーカー)を出して、網目の色に近い色を作りましょう。水は少な目にして濃いめの色を作ります。
※ここで使った白色は、チャイニーズ・ホワイトですが、お持ちの絵の具セット内にある白色をお使い下さい。透明水彩の白色は若干、下の色を隠すほどの隠蔽力はありません。気になる方は、不透明水彩の白色(チタニウムホワイト)をお使い下さい。
メロンを見てひたすら網目を描いていきます。これ、難しそうですが、意外と簡単。それらしく描ければ良いので、適当に描いていきましょう。網目模様のここが違う!とは、誰にも言われません。多分…。
網目完了!お疲れ様でした。まあ、これでほとんど出来上がりぐらいのところまできましたね。
皆さんも描けましたか?

5.背景を塗りましょう

バック全体を綺麗な水で濡らして、好きな色を流し込みましょう。
シールも描き込んでおきます。小さすぎて描けないという方は、なんとなくシールに見えたらOKです。実物に貼ってある本物のシールを絵に貼っても勿論OKです。何でもありですよ!

6.完成へ

全体が乾いたら、文字を入れましょう。さて、何と書きましょうか…。「メロンにメロメロ」「畏れ多くて切れません」「キャメロン・ディアスもメロン好き?」ろくなのが浮かびませんネ。仕方ないので、エイやっと!!

いかがでしたか?
難しそうに見えるメロンも、ちょっと頑張れば描けちゃいます。
是非、挑戦してみて下さいね!

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